子宮筋腫治療のための全摘手術体験談。貧血が解消しQOLが上がりました。

40歳の頃、子宮筋腫の治療のため子宮全摘手術をしました。
酷かった貧血が解消し、PMS症状もなくなり、とっても元気になりました。
手術決断から手術後まで振り返ってみます。
2006年の手術なので現在と違う部分あるかと思います。個人的な体験談として読んでいただければと思います。

目次

手術を決断するまで

貧血とPMS症状が酷い

健康診断で毎年指摘される貧血が年々悪化していきます。
そして明らかに生理の出血が増えている自覚がありました。

PMS症状が酷くなり、メンタル不調、、、

メンタル不調、何事も失敗しやすいボロボロの時期が月の半分はありました。
夫は私のリズムを掴んでいて「あー、そういう時期なんだな」と思っていたようです。
とはいえ家族はたまらないですよね。ゴメンナサイ。

大量出血で産婦人科を受診する

そんなある日、大出血をします。
これは普通ではないと産婦人科を受診しました。
医師からは、子宮筋腫が原因と思われる、今後出産の希望がないのなら全摘手術をすすめる、と言われました。

実は3人目の子を出産する時にトラブルがあり長期入院をした経験があります。そして命がけで出産したので、4人目を出産する希望は全くありませんでしたので、その場で全摘手術を予約しました。
手術への不安は全くなく、早く楽になりたいという気持ちでした。

手術について

手術準備のための通院治療

貧血では手術ができないので、手術するためには貧血を改善しなくてはなりません。

まずは出血を止めます。
リュープリンという注射を月に1回打って生理を止めます。

鉄剤を投与して貧血を改善します。
毎日通院して点滴します。


リュープリンの注射を3回接種、初診から約3か月後にはヘモグロビンが13.2という正常値になりました。
貧血が改善したので手術ができます。

開腹手術でした

手術は全身麻酔で、卵巣など他の臓器に異常があれば同時に摘出するということでしたが、幸い子宮全摘だけですみました。
手術前日に入院して10日後には問題なく退院、手術費用は20万ちょっとでした。(3割負担)

子供たちの世話は親に頼りました

当時、長女が中学生・次女が小学生・息子は幼稚園児でした。
中学生と幼稚園児はお弁当が必要だし、習い事の送迎も必要でした。夫と相談し、祖父母にヘルプすることにしました。
私の実家も夫の実家も日帰りできない距離なので、泊りがけで来ていただかなくてはいけませんが、双方から助けていただけることになりました。
実は5年前の息子妊娠出産時にも上の子の世話と私の産後の世話を助けてもらっていたのです。
それなりに高齢で予定もいろいろあったでしょうに助けてくださって、感謝しかありません。

貧血もPMSも改善し、すっかり元気になりました

術後は多少の痛みはありますが、すぐに痛みはおさまりました。
そして子宮全摘したので生理がなくなります。当然ながら出血がないので貧血が改善します。
階段を軽やかに登れるし、頭痛もなくなり、そしてPMS症状もなくなりました。
PMS症状ってホルモンの問題かと思っていたのですが、何故なのでしょうね?卵巣は残っているからホルモンの状態は変わっていないはずなのに。

子宮筋腫は命に関わる病気ではないので放置する人もいると聞きます。
でも手術をしてQOLが上がる私のようなケースもありますよ。
あくまで私のケースですが、手術して本当に楽になりました。

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かりん
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夫を送り、両親を送り、子供たちは巣立ちました。
本とドラマと時々舞台を楽しめたら幸せ。
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