韓ドラ『ナビレラ』をNetflixで視聴しました。
2021年の作品で全12話、ネタバレありの感想です。
ざっくり言えば70歳のお爺さんがバレエを習う話。年をとっても新しいことに挑戦する話かと思っていたら、確かに「若い頃にやりたかったことに人生終盤で挑戦する話」ではあるんですが、それだけじゃなかったです。
親子関係の再構築も大きなテーマでした。
物語のはじめ、お爺さんがバレエを始めることに大反対だった妻と子供たち。それが次第にお爺さんを認め応援するようになっていく様子が丁寧に描かれています。
お爺さんを指導する若きバレリーナは父親のことで深い傷を負っているのですが、彼も父親との関係を修復していきます。
そして、なんかお爺さんの様子おかしいなと思っていたら、実はアルツハイマーであること、診断を受けたのは自分だけで家族に伝えられずにいたということがわかります。
皆に病気がわかってからの子供たちと周囲の方のサポートでお爺さんは無事に舞台でバレエを踊ります。良かった!
時々登場する子育て中のエピソードがまた泣かせるんですよね。
お爺さんの子育て中のエピソードを観ていると私自身も子育て中のことを思い出して過去にタイムスリップしてしまいます。子育て中のあれやこれやって、なぜ涙腺を刺激するのでしょうか。
とても温かい気持ちになる、家族を愛おしく感じるドラマでした。
素敵なドラマに出会えて感謝です!