我が家の箪笥に眠っていた和装の喪服をリメイクすることにしました。
目次
嫁入り道具としての和服
結婚する時に和服を持たせてもらったのは私達が最後の世代かもしれません。
親にもたせてもらったものに和装の喪服もありました。
「親の葬儀や伴侶の葬儀には和装の喪服を着るものだから」といって持たせてもらったものです。
その和装の喪服を着たのは、まさかの夫の葬儀が最初。
その後、義父を亡くした時は夫親族とのバランスをとって洋装の喪服で。
私の両親を亡くした時もコロナ禍で家族葬であったため洋装で。
私の妹は義父の葬儀に和装の喪服を着たそうです。
喪服は故人に近い人が一番格上の喪服を着るそうですから、夫も親も亡くした私が和装の喪服を着ることはもうないでしょう。
買取はできるかなとに着物買取について検索してみると、喪服の買取をする業者はないようです。
フリマサイトを検索してみても喪服はほぼ売れていません。
かといって高かった絹の着物をゴミにだすのもしのびなく・・。
和装のリメイクをするのはどうか、と思い立ちました。
着物リメイク業者に依頼してみる
着物リメイクは、リメイクの方法を解説しているサイトや本もあるし、請け負っているのは業者だけでなく個人など本当に沢山あることがわかりました。
とりあえず自分で絹の生地を扱う自信はないのでプロに依頼することに決めました。
着物生地をほどいてドレスに仕立ててくれたり、バッグにしてくれたり、いろいろあります。
喪の洋装にしてもらうのも素敵と思ったのですが、洋服って流行があるので短い期間しか使えないかも。
悩みましたが、リメイクを長くやっている業者さんにお願いすることにしました。
着物と帯を送って、希望のリメイクをお願いしたところです。
春になる頃には製品ができあがってくるようで、楽しみです。